ニキビ治療には保険適用可のものと不可のものがある

2017年09月12日
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ニキビ治療は、皮膚科か美容皮膚科でしてもらうことができます。皮膚科に行けば、保険適用の上で診察してもらえるので、出費を減らすことができます。しかし、基礎的な治療法しか用意がされていないのが普通ですから、特殊な方法を使って肌をきれいにしていくことはできません。

美容皮膚科は、保険適用が不可能な自由診療になりますが、特殊な方法や最新の手法を使ってケアして行ける点にメリットがあります。どのような治療をしてもらいたいのかや、予算によって、診療科目は使い分けるといいでしょう。

後者でなら、ケミカルピーリングという手法を使って、頑固なニキビもきれいにしていってもらえます。これは、弱酸を使った肌ケアの方法で、様々な症状の改善が期待できるものとなります。フルーツ酸を肌に塗布すると、その部分が刺激されて、新しい肌へ生まれ変わろうとします。

いわゆる、肌のターンオーバーが始まるわけです。その際に古い細胞や角質は剥がれ落ちていき、新しい肌細胞に生まれ変わります。その過程で、ニキビも小さくなっていくという仕組みです。この方法なら割と早く、しかも肌に傷を付けることなくニキビが撃退できて最高です。

難しい治療法ではないので、誰にでも受けることができる点も素晴らしいですね。ニキビは大体十代から二十代の人にできるものであって、多くの人が病院には通いなれていません。あまり難しい治療になると精神的にも負担がかかってしまいますが、ケミカルピーリングならその心配はありません。

メスを使わないので身体的な負担も少なく、また経済的でもあります。保険が適用されないと言っても、そう値段が張る治療法ではありません。頑固なニキビや、ニキビ跡の治療も、美容皮膚科でなら行ってくれます。頑固なニキビには、レーザー光線を照射するのが効果的です。

内部の殺菌もレーザーでできますし、ケミカルピーリングと同じように肌表面に刺激を与えてターンオーバーを促すこともできます。ニキビ跡もレーザーを使えば気にならないレベルまできれいにできるので、まさに万能的な手法だと言えます。

ただ、レーザー機器は安いものではありません。導入に大きなコストがかかるために、治療費も多少高くなってきます。予算に余裕がある人向けの治療法だと言えそうです。最近は、薬でニキビの治療ができるようにもなっています。内服薬を出してもらって、自宅で治療を進めていくというのもありでしょう。