いつまでも若く、美しくありたいというのは誰しもの願いであり、願望でもあります。最近では女性だけでなく男性も美意識が高い方が増えて来ました。「美しさを保つ」という事は今や生活と切り離せないライフワークとなっているのです。
■私たちのライフワークと美との関係私たちは日常生活のなかで、美しさを保つためにあらゆることを行っています。朝起きて洗顔フォームで顔を洗い、化粧水や乳液などの基礎化粧品で整え、乾燥していれば全身を保湿し、シャワーの時にはシャンプーやコンディショナーを使います。
週末はヘアサロンを予約し、時にはエステサロンで疲れを癒している方もいらっしゃるでしょう。誰しもが行っているこれらのことも、全て美しさを保つためです。私たちの生活は知らず知らずのうちに美しさを保つことを生活の一部としているのです。
そして、美しさに関心を持つ人が増えているのに比例して、ヘアサロン、エステサロン、化粧品の種類や店舗の数も年々増えています。
全国のヘアサロンの数を調べたところ、平成24年の段階で231134軒(個人、チェーン店を含め)という数字でしたが、実はこの数字は平成23年に比べて2705軒も増えている数字だそうです。なぜ、これほどまでも数が増えているのでしょうか。
近年ではエステサロンなどのマッサージ師やスタイリストの専門学校が増えていることや、通信講座で取れるネイリストや整体師が増えていることなどが背景ではないかと言われています。また、美の業界は比較的独立しやすい業種ですから、自宅に店舗を構えて個人で始める人が多いのも数が増えている理由となっています。
そうなると忙しくなるのが店で利用する化粧品やシャンプーなどの販売メーカーです。
ヘアサロンやエステサロンの経営に欠かせないのが店で使用する化粧品やシャンプーなどの美容用品です。実はこの美容用品のディーラー(営業)の求人は今注目の仕事です。なぜ注目されているかというとメリットは大きく分けて2つあります。
まずは知識が豊富になることです。美の業界は研究・開発により新しい情報がどんどん出てきます。その情報をいち早く知ることが出来るので、美に関する知識がおのずと増え、仕事としても自分にとっても大きなメリットになります。
二つ目は兼業が出来ることです。働き方が多様化する中、子育て中の方やダブルワークを希望している方には時間の融通が利くので空いている時間にルート営業なんていうのも可能です。